畳の張り替え販売と総合リフォームを行う備後屋(千葉県市川市)は、2年前に始めたエクステリアリフォームの受注が伸びている。
外壁塗装や庭の工事などを中心に、前年の月3~4件から、今期は約5倍に増え月間20件に伸びた。
伸びの要因は、新事業を展開して2年経過し、施工事例が増え顧客への提案に幅が出たことと、OB客への定期的なDMの送付により、認知度が高まったことによる。
「畳を介したお客様との信頼関係の構築により、年配の方から外壁、散水機の設置やウッドデッキの設置など、庭に関わる幅広い工事を受注しています」(古志智宏社長)
同社の年間リフォーム工事件数は約7000件だが、その半数が畳の張替えに関わるもので平均客単価は10万円前後。それに対しエクステリアリフォームは100万~200万円と単価が高く、売り上げの取れるメリットがある。
同社の前期リフォーム売上高は8億7000万円。今期は9億円を見込んでいる。

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