中古戸建ての再販事業を行うカチタス(群馬県桐生市)は、今期の年商を前年度比35%増の380億円に向け、販売を強化している。
販売戸数計画は3,000棟で、前年よりも600棟増やす。9月には月間300棟以上の契約を達成するなど好調だ。
同社では全国107拠点で中古住宅を買い取り、リフォームして再販売するというビジネスを展開している。
販売力強化のために、人材採用を強化。年間では純増160名の採用を計画。現状では毎月平均20名ほどを採用してきている。なお、現在社員は500名強。
さらに仕入れを強化するため、テレビCMをスタート。戸建ての買い取りを目的としたPRを行っている。平均販売単価は1200万~1300万円。新築に比べて割安で、リフォームされている点が"売り"。
新井健資社長は「目標達成のカギは中古でも買いたいと思える商品作り。流通活性化のポイントもここにあると思います」と話す。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)17面