ピエロホーム(埼玉県三郷市)が、6月から始めた近隣家電量販チェーンのリフォーム事業協力店としての工事受注が好調だ。
開始当初は見積もり件数も少なく、量販店からの受注は月間20~30万円だったが、現在では見積もりで月10件、受注5件、合計で月100万円以上の受注につながっている。
リフォーム事業を拡大するために工事店を増やしたい家電量販店が同社にアプローチしたのが、協力のきっかけ。
同社では、受注の主力となっている近隣へのチラシ配布の効果がうまく出ておらず、年々反響率が落ちていた。そこで、元請けの低下を補うために、不動産や建築、設備業者との連携による工事受注を強化しており、協力店となった。
「当初はトイレ交換やクロスの張り替えといった、単価の低い工事が中心でしたが、現在は外壁塗装や電気シャッターの交換など、徐々に単価の高い工事が回ってきており、今後に期待しています」(嶋脇裕晶社長)
同社は今期年商2億5000万円を見込んでいる。

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