埼玉県で2拠点を展開するマヤマ(埼玉県川越市)は、2012年の秋から近隣1万戸にリフォーム事例などを載せたリーフレットを配布し、拠点周辺からの集客を強化している。
リーフレットは季節ごとに年4回の配布。内容は、自社で施工したリフォーム事例に加えて、美容情報や料理レシピの紹介、地元のショップ情報なども盛り込まれている。
配布の狙いは自社のリフォームに対する認知度の拡大だ。同社は13年前から近隣へのPRイベントとして、自社の敷地を利用して「我楽多市」を開催し、1日で500組集客するなどしてきたが、「リフォーム会社としての認知は高まりましたが、どんなリフォームをする会社かということへの認知はなかなか伝わっていなかったと思います」(間山聡社長)
そこで、リフォーム事例を盛り込んだチラシなどの配布を以前から検討していたが「リフォームを前面に出すと読んでもらうことはなかなか難しい」(同社長)。家庭の中で最もリーフレットに触れる機会のある主婦の関心を引くような情報を打ち出すことで、最後まで読んでもらえるように工夫をしている。
リーフレット配布後は年間ペースで30件ほど工事件数が増えており、順調にエリア内の認知度が高まってきていると、同社はみている。
同社は2014年5月期で年商3億円突破を見込んでいる。

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