東京、神奈川で8拠点を展開するホームテック(東京都多摩市・高橋久明社長)が水まわり専門店「ミズファミ」を5月17日、東京都八王子市にオープンする。同店はキッチン、バス、トイレ、洗面、給湯器に取り扱い商材を絞った店で、平均客単価は80万円を想定。今期中に5店舗の展開を計画しており、初年度4億円(全店合計)の売り上げを見込む。
▲5月17日、都内八王子市にオープン
「ミズファミ」1号店は、京王相模原線、南大沢駅前のイトーヨーカドーが入るビル5階に店舗を構える。店舗面積は約70坪。キッチン8台、ユニットバス5台を配置し、常駐スタッフは4、5人を予定。事業責任者には世田谷支店の店長をしていた佐々木治泰氏が就任し、本社スタッフを含めると7人で事業をスタートさせた。
「リフォーム事業では基本200~300万円の規模の工事が欲しいので、そちらに宣伝、集客の方向性が向いてしまいます。ミズファミは水まわりに特化したPRを行い、その道にプロが対応する店です」(石原直之取締役)
初期の出店費用は1000万~1500万円を想定。各店の常駐スタッフ数は5人を上限とし、開設1年目の黒字化を目指す。
「今までは、住宅全体の改修で暮らしを変えるというアプローチでしたが、水まわりの交換で生活を変えるという提案をします。その中で、従来の私どもの提案先と異なる顧客を開拓していきます」(石原取締役)
同社の前期売り上げは約60億円。リフォームプライスの名称で大型店を6店、小型店を2店舗展開しており、昨年20周年を迎えた。社員数は135人。

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