スタイル工房(東京都杉並区)は「セレクト型リノベーション」を発売した。リノベーションに使う建材・設備、テイストがあらかじめ数種類用意されており、ユーザーは好みのものを選んでいくだけでリノベーションプランが作れるというもの。価格は床面積、プラン内容をもとに決められている。およそ平米10万円前後。間取りは自由。マンション専用の商品となる。
プランの流れはまず間取りを検討。その後、「ナチュラル」「ホワイト」「ダークブラウン」「ポップ」の4種から好みのテイストを選ぶ。その後、フローリング、壁、水まわり、建具などの部位ごとに用意されているアイテムを選択していく。
特徴はフルオーダーに比べて、打ち合わせ期間が短く済み、効率的に理想のプランを作りやすくなること。価格も明確だ。三上勝司社長は「最低2回の打ち合わせで済むようになっています。そのためお客さんのリノベーションにかける負担も軽減できます」と話す。
同社では中古住宅の購入をきっかけにリノベーションをするケースが増えている。

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