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創立35周年で祝賀会に370人来場デグチホームズ

創立35周年で祝賀会に370人来場 デグチホームズ

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 静岡県内に4拠点を持つデグチホームズ(本社富士市)は、創立35周年記念祝賀会をこのほど、ホテルグランド富士で開催。新築オーナーらOB客約200人、取引業者約120人、来賓約50人、あわせて約370人が祝いに駆けつけた。

祝賀会会場で社員とともに
祝賀会会場で社員とともに

 この席上、同社は新事業部となる「再生新家」の立ち上げも表明した。中古住宅とリフォームをセットで提案するもので、価格帯は2000万円以下を標準とする。従来でも中古住宅物件はデグチエステートで扱い、同社が買い取りリフォームして再販する形式を主体として展開してきたが、今後は仲介+リフォームのセット販売を7割、再販を3割の比率になるよう展開し、年間200~300件程度の販売を目指す。

 「再生新家」の商標登録を現在申請中で、8月に認可される予定。ブランディングを確立するため、7月からはテレビCMを放映するほか、富士市内を中心に100カ所以上ある看板も「再生新家」にすべて統一し、来春までに順次切り替えていく方針だ。

「再生新家」の商標登録を申請中
「再生新家」の商標登録を申請中

 「現在、リフォームと新築はともに地域1番店となり成功している。しかし、今が"年収300万円時代"の入り口だとしたら、オリンピックが終わった6年後には、新築を建てることも、建て替えも、建て売り住宅を買うことも難しくなり、中古住宅市場が拡大することは間違いない。一方、100年住宅や長期優良住宅の国の整備が進めば、欧米のように10人中、中古住宅が7人、新築が3人という比率になっていくだろう。当社ではその6年後を見越して今から中古住宅に本腰を入れる」(出口明利社長)

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