関東を中心に26カ所のリフォーム店舗を展開するフレッシュハウス(神奈川県平塚市、佐野士朗社長)は、今期売り上げ計画74億2000万円(前年度比14.6%増)に向け、事業拡大を進める。7月に福岡県2店舗目をオープンするほか、店舗あたりの売り上げ増加を人員増員などで進める方針だ。
同社の前期(3月決算)売り上げは、17.2%増の64億7000万円を記録。昨年10月に九州第1号店となる福岡空港営業所や、12月に千葉進出となる船橋営業所を出店し、店舗数拡大による成長を続けてきた。
昨年オープンした福岡1号店
ただ、今期の上期の出店は7月の福岡に限られ、残りは10月以降のため、店舗増加による売り上げ増は大きく見込めない。そこで、人員を増やし店舗あたりの売り上げを増やす戦略を主軸に増収を図る。「ただ、中途採用は厳しい状況なので入る人の数は限られます。離職率を下げ、出る人を減らします」(舟久保久リフォーム本部本部長)
離職率低下の戦略の1つが、このたび開始した完全固定給制度。従来の成果報酬を廃止し、等級制度による給料制度を開始した。従来制度では、毎年継続して成果を上げることに疲弊していた社員がいた上、休日が取りにくい状況にあった。新制度で、社員が働きやすい環境づくりを進めていく。

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