【次世代の再生サービス】 マイスターコーティング
キッチン・バスの水まわりや、フローリングを交換することなく、甦らせ美観を維持させるコーティングサービス。これを採用するリフォーム会社が増えている。今回は、長谷川興産(東京都豊島区)が提供するマイスターコーティングを実際に活用しているリフォーム会社に話を聞いた。
← 央2 D-LINEリノベーション事業部
小林眞一郎常務取締役
顧客満足度の高い付加価値を提案
――マイスターコーティングを扱い始めたのは最近とのことですが。
小林 D-LINEというブランドのお店ができてからですね。不動産がらみのリノベーションを行うブランドで、一昨年の8月に立ち上げました。お店ができて実質動き始めたのは昨年の8月からです。これまで弊社では、R2ホームというリフォームのブランドと、クレバリーホームという新築のブランドを展開してきました。
――新事業部で扱い始めたきっかけを教えてください。
小林 お店ができてすぐの頃、地場の不動産屋からの紹介の中古住宅を買ったお客さんがいました。その方はフローリングもキレイにしたいけど、床のリフォームに使う予算を取っていなかったんです。
たまたま、その数日前にマイスターコーティングの担当さんから商品の説明をしてもらっていまして、その内容を説明したら、とても気に入ってもらい、すぐ採用になりました。
――お客さんが気に入ったポイントはどんなところだったのでしょうか。
小林 見た目がキレイになるだけではなく、ワックスと違って水拭きしても剥げなくて毎日のお手入れが簡単なことや、10年以上の耐久性でキズがつきにくくなることなどでしょう。
一件目を紹介してくれた不動産屋さんも気に入ってくれて、口コミで広げてもらっています。その中で、中古物件を買ってしまって、リフォームにあまりお金をかけられない方の場合は、ほぼコーティングの提案をしています。コーティングをやったことによる快適性を提案すると、みなさん採用してくれます。
――中古物件のフローリングでの採用が一番多いのでしょうか。
小林 水まわりのコーティングも採用実績ができています。もともとこのブランドを立ち上げるとき、フルリフォームのオプションでコーティングを提案できないかと考えていました。正直、水まわりのコーティングはあまり知らなかったのですが、キッチンやバスを交換するほどではないけど汚れが気になるという方には、提案しやすくて、反応もいいで
すね。
あとは、全面改修でも新品のフローリングの長期維持ということで提案しています。ワックスとコーティングの違いをお客さんに話をすると新築や、全面改修でも採用してもらえますね。こういった幅広く提案できるのは、マイスターコーティングならではですね。
――新品のフローリングでも利用されるのですね。
小林 はい。今もそういった案件があります。車いすのお母さんとの二人暮らしのお客さんなのですが、色柄優先で車いす対応ではないフローリングを選んでしまっていて、車いすでもキズがつかないようにコーティングを提案しているところです。
――この事例の場合はコーティングの費用はいくらぐらいでしょう。
小林 25帖として新品のフローリングだと、ワックス剥離の処理もいらないので16万~17万円ぐらいですかね。車いす対応の商品にすると倍の価格では済まなくなるので、この金額ならお客さんにも満足してもらえると思います。
――今後の活用の仕方を教えてください。
小林 リノベーションのオプションの1つとして、カタログなどにも掲載して、全面的に提案を勧めていきます。今、シェアハウスや、賃貸など投資物件のリノベーションで、なるべくお金をかけないでリフォームしたいというお話も増えてきています。そういった案件での採用にも期待をしています。
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