南雲ハウジング(千葉県我孫子市)はユーザーと職人との間で意思疎通を図るツールとして、交換日記を取り入れている。
同社は施工の際に、ユーザーとの交換日記を作成。ノートには、その日に行った工事の内容を施工者が記入する。ユーザーには要望、不満など同社へ伝えたいことを書き込んでもらう。
このノートは工事内容に対するユーザーの不安を和らげるとともに、要望をくみ上げやすくすることが狙い。
ある雨の日の日記には、ユーザーの洗濯物が濡れないように、職人が軒下へ移動させたことに対する、感謝の言葉が書かれていた。このように、ユーザーと施工者の距離感を縮めることにも役立っている。
「ノートに工事内容を記入して渡すことで、お客様に分かりやすくするとともに、日中家にいない方とも情報を共有することができます。また、直接では言いにくいことも、ノートになら書きやすいようで、お客様の要望を把握しやすいです」(南雲章一社長)
同社は外装に関係するリフォームを主力としている。リフォーム受注のOB比率は6割。

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