カナジュウ・コーポレーション(神奈川県横浜市)は、ウェブ経由のリフォーム受注に力を入れており、自社ホームページのリニューアルを進めている。まずは先行してトイレリフォームページを修正したところ、反響率が改善した。「リニューアル前と比べて、ホームページ経由のトイレに関する問い合わせは3倍になりました。ポイントは情報量を豊富にすることです」(加藤克己部長)
女性プランナーによる提案
以前より増やした情報は、清掃性・機能性・省エネ性・静粛性・安全性・耐久性といった6つの観点からリフォームのポイントを解説したもの。例えば、トイレの清掃性について、「タンクレストイレの排水位置をあえて10㎝前に出すことで、トイレの後ろが空き、清掃しやすくなる」といった、リフォームの際に役立つ情報を提供している。
施工事例の紹介では、「女性プランナーが提案するデザイン内装トイレリフォーム」3つをイメージパースを元に紹介するなど、同社の女性プランナーを前面に出している。また、同社ではユーザーにとって分かりやすい施工例写真を紹介するために、カメラの研修を行い、情報の質を高めている。
「情報量を増やしていくと、ユーザーの検索に引っかかりやすくなるため、SEO対策にもつながります」(加藤部長)
同社は、プロパンガスの販売会社として1963年に設立。ガス関連事業を含む全体で年商33億円。月間50件ほどのリフォームを受注している。

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