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SUUMOでリフォーム相談横浜に初の店舗開設

SUUMOでリフォーム相談 横浜に初の店舗開設

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 リクルート住まいカンパニー(東京都中央区)は7月18日、消費者からリフォームの相談を受け付ける初めての店舗を開設した。場所は神奈川県横浜市。店舗名は「SUUMO(スーモ)カウンター リフォーム横浜店」。

 店舗面積は171.52平米ある。複数の相談カウンターとセミナールームを用意。常駐のアドバイザー3人が対応する。

リフォーム責任者の三好悠介部長(右より2人目)と専任アドバイザーの3人
リフォーム責任者の三好悠介部長(右より2人目)と専任アドバイザーの3人

 店舗におけるサービス内容は大きく分けて3つある。1つ目は来場者のリフォームに対する悩みや不安、希望する工事のヒアリング。2つ目が要望に合ったリフォーム会社の紹介。3つ目が見積もりから成約、完工までのコーディネートだ。

 「完工までのコーディネートは消費者にとって大きなメリットです。例えば、相見積もりについて相談を受けた場合は、各社プランの比較解説を行い、アドバイスを行います。また、相談や商談の途中で消費者の代理で断ることも可能です」(営業統括本部 リフォーム・領域横断営業推進部三好悠介部長)

 紹介する企業は会社の決算や財務状況の審査を通過し、かつ実施する面談を通過した事業者のみ。現状では成約金額に対して課金する形になる。

 プレオープン期間を含めた7月の総来場数は50組だった。30 ~60代まで幅広い年齢層が集まっている。多くは戸建ての居住者だ。このうち8割が具体的な相談に発展し、案件の平均単価は800万円。1000万円以上の案件も3割程度出ている。8月3日には初の成約案件が生まれた。

 「リフォームの"分からない"、"不安"、"面倒"を解消することで、マーケットを活性化させたいという目的で始めました。リフォーム業者にとってのメリットは、相談者とプランを検討した上で、ニーズに合う企業を紹介しますので、成約見込みの高い送客ができる点です」(三好部長)

 今後は定期的に無料講座を開催し集客する。1時間で「家」と「お金」をテーマにリフォームのポイントを解説する。将来的には全国でサービスを展開する計画。

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