入社した社員に活躍してもらうために研修を行っているリフォーム会社は多い。各社はどのような社内研修を行っているのか。3社の実態を追った。
リフォーム業界実態調査
教育研修編
業績アップに議論不可欠
自社ブランドへの理解深める
ビルダーの澤村(滋賀県高島市)は、自社のブランドコンセプト「きっかけを創造する」への理解を促すために、ワークショップ研修に力を入れている。同社はこのブランドを内外へアピールすることにより、人材確保に成功するなどして業績を上向かせてきた。
ワークショップでは参加者10人が5人ずつのグループに分かれて議論を交わす。その過程で、自社のブランドコンセプトにまつわるキーワードを各自が付箋に書き記し、それを一枚の紙に貼り付ける。貼り付けられたキーワードを元に、さらに議論を重ね、自社のブランドコンセプトに付け足すひとつの文を作成する。それをグループごとに発表する。
例えば、ある研修では「挑戦へのきっかけ」という言葉を元にワークショップが行われた。「挑戦へのきっかけ」とは、同社のブランドコンセプト内に6つある項目のひとつ。その後には、次のような文章が続く。

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