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コスモスイニシア、再販事業の売上99億円に

コスモスイニシア、再販事業の売上99億円に

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要約すると

・コスモスイニシアの中古住宅買取再販事業の売上が、前期比22%増と好調
・要因は、安定した物件供給が可能になったことと、関西圏での販売価格の上昇
・今期は販売戸数306戸、売上高125億円を計画している


234戸販売、単価も上昇

 コスモスイニシア(東京都港区)の中古住宅買取再販事業が好調だ。2019年3月期の決算では、販売戸数が前期比9%増の234戸、売上高が22%増の99億8600万円となった。

 要因は主に2つ。1つは、オーナーチェンジで仕入れた再販用賃借人付きの物件保有数が増え、安定した供給が可能になったこと。販売戸数の増加だけでなく、利益率の改善にもつながり、前期から0.8%アップの13.3%に向上した。2つ目は、販売戸数の4割ほどを占める関西圏での販売価格が3000万円台前半から約3800万円まで上がったこと。

 今期も賃借人付きの保有物件からの供給は増える見込みで、販売戸数306戸、売上高125億円を計画している。

 「リノベーションによって加えた価値を販売価格にうまく反映することができました。今後も、安心・安全をベースにしつつ空間設計にもこだわり、付加価値の高い物件を供給していきたい」と、取締役専務執行役員・レジデンシャル本部本部長の岡村さゆり氏は意気込みを語る。


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