GrowHack、地方空き家を別荘として提供するサービス開始

システム開発とマーケティング事業を手がけるGrowHack（グローハック・東京都千代田区）は地方の空き家を別荘として貸し出すサービス「ADDLIFE（アドライフ）」のテスト版の提供を開始した。このサービスでは家具、家電、ネット利用可の空き家に定額で住むことができる。1月18日のサービス開始後100人の移住希望者から申し込みがあった。

サイトに掲載している群馬県の物件。家具、家電、ネット環境が用意されている

空き家所有者と居住希望者を結ぶ

このサービスでは空き家を貸し出したいオーナーと地方の空き家に住んで二拠点生活がしたい人をマッチングする。まず、空き家所有者は同社サイトの物件登録相談窓口から問い合わせをし、担当者からヒアリングを受ける。相談後、掲載が可能な場合はADD LIFEのサイトで物件を紹介する。現在テスト版で掲載している物件は10件。エリアは富山県、群馬県、山口県などだ。

物件は定額制で貸し出しており、1年間の契約で月額3万3000円（税込）だ。半年間の契約で月額5万5000円（税込）となる。「東京都で家賃6万～7万円払っている方が、プラス3万円で二拠点生活ができるイメージです」と原和義社長は話す。