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本紙7月31日号で掲載した「買取再販年間販売戸数ランキング」のマンション部門で1位となったのがレジデンシャル不動産(東京都足立区)だ。今後1棟丸ごと再生や、海外展開を推進してく方針。内田廣輝社長は「海外の可能性を探りたい」と語る。
海外展開や1棟再生に注力へ
売上高300億円
集合住宅を1棟買い取り、リノベして再販した物件
レジデンシャル不動産は中古マンションの買取再販を手掛け、前期売上は約300億円。年間の販売戸数は1673戸で全国1位の実績を誇る。全国の主要都市に20拠点を展開し、築30年前後、70平米ほどの中古マンションを買い取っている。改修後、1800万〜1900万円で販売。新築に比べて手頃な価格でリフォーム済みマンションが買えるという割安感が売りで、販売戸数を伸ばしている。
今期も大幅増収を計画。2024年1月期の売上目標は前期比23%増の370億円。内田社長は「2〜7月の上期の売上は約180億円。物件の仕入れも進み在庫があるので、数字は見えている」と話す。
同社はもともと埼玉県を地盤に業績を拡大。買取再販の大手がひしめく東京には進出せず地方エリアへの拡大を進めてきた。「2〜3年前に支店を一気に出して、それが今黒字転換し始めたんです。もともと地盤だった埼玉・千葉の首都圏エリアは売り上げの3割程度で、残り7割は地方になりました。外に広げてきたことが良かった」(内田社長)

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