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年200戸販売で売上高91億円、買取再販のリスクを回避し安定経営を実現する方法とは?

年200戸販売で売上高91億円、買取再販のリスクを回避し安定経営を実現する方法とは?

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同社の買取再販物件。外とのつながりを意識した開放的な設計同社の買取再販物件。外とのつながりを意識した開放的な設計

安定経営の道

アクロス・シティホールディングス(東京都新宿区)は、買取再販、貸家、開発の3事業を手掛ける総合不動産会社だ。2025年4月期のグループ連結売上高は約91億円。買取再販事業を柱としながらも、そのリスクをカバーするための事業も育て、バランスのとれた安定経営を目指している。

120物件保有し貸家事業も展開

年間家賃は3億円

同社の買取再販事業は、1都3県の中古マンションを取得し、リノベーション後に販売するビジネスだ。住宅の一次取得者がターゲット。2025年4月期の販売実績は約200件。平均販売価格は約3600万円だ。事業売上は約72億円。並木伸夫社長は「マーケット調査やプランニングを通じて付加価値の高いリノベーション物件を提供しています」と話す。

もう1つの事業は貸家事業。東京・港区や中央区といった都心の新築タワーマンションなどの賃貸物件を約120件保有している。簿価ベースで約60億円(2024年11月現在)。近年の年間家賃収入は約3億円だ。

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