買取再販売上558億円、スター・マイカのオーナーチェンジ物件の買取戦略

（写真：いかに早く商品化できるか、リフォーム期間の短縮に注力している）

賃借人が入居している賃貸物件を買い取り、退去後にリノベーションして販売するというビジネスモデルで事業を拡大しているスター・マイカ・ホールディングス（東京都港区）。全国の主要都市に拠点を展開し、2024年11月期の販売戸数は1430戸。売上高は約558億円にもなる。

1430戸販売で558億円

全国に8拠点

同社は中古マンションの買取再販事業を主とする企業だ。拠点は東京に本社を置き、札幌、仙台、さいたま、横浜、大阪、神戸、福岡といった主要都市に支店を構えている。各地域で中古物件を買い取り、改修した後に、若年層世帯をメインターゲットに販売している。

年商は約558億円。そのうち、買取再販事業は約490億円。買取再販の販売戸数は1430戸で国内トップクラスの実績。平均販売単価は約3400万円だ。

買取再販用に保有している賃貸マンションから発生する家賃を中心とした賃貸事業の売上高は約46億円。その他、不動産関連事業が21億円ある。なお、営業利益は約55億円。