設立5年にして完工7億5000万円(2012年11月期見込)を突破する勢いなのが、リアンコーポレーション(栃木県宇都宮市/五嶋伸一社長)だ。売上構成比はリフォームが6億円、1億5000万円が新築だ。

今年6月にショールームをオープン
大量の折込チラシや雑誌広告などのメディアを使わず、5年で7.5億円まで売り上げをアップさせてきた同社の営業戦略は、徹底したOB訪問とOB宅を中心とした近隣住戸への訪問営業だ。
まず近隣住宅への営業手法について。同社の営業スタッフはアポイント担当者が3人、営業クロージング担当が3人いるが、その内アポイント担当者が中心となって、工事現場宅を中心として約50件の近隣住戸へ「工事開始のご挨拶」として訪問する。その時に資料を置いてくる。
「大体50件くらい訪問すると、2〜3件のアポイントが取れます」
もし「リフォームに興味がない」という反応だった場合は、外回りに設置してあるボイラー・給湯器に「水のトラブル お困りの時にはすぐにご連絡ください」と書かれた同社の連絡先が明記されたシールを貼らせてもらうよう交渉する。 一方、OBリピート受注法は、引き渡し後のアフターメンテナンス時に同じくシールやマグネットを持参して、キッチンや冷蔵庫、浴室のコントローラー、トイレなどに貼ってもらう。こういった地道なPR活動で受注を獲得している。
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