設備工事、水まわりを中心としたリフォーム事業を展開するナベカン(東京都練馬区)は中古住宅を購入後、リノベーション付きパッケージ商品として販売する新事業を開始する。

今後ホームページに施工事例を増やしていく計画
「9月には不動産免許の登録ができる予定なので、月間1物件くらいずつ不動産の買い取り販売をしていきたいと思っています」(渡辺弘幸社長)
新事業は、リフォーム済み物件を販売するのではなく、引き合いがあった後に顧客の要望に合わせたプランニングを行う形を想定している。シェアハウスのプランニング、改修なども手掛けるノウハウを生かし、デザインや提案力を武器にPRを行っていく考えだ。
「練馬区の中でも私どもの会社がある氷川台駅周辺はまだ開発が進み、人口が増えているので需要があると思います。当初は高級物件ではなく、比較的購入しやすい価格帯のものから手掛けていく予定です」(同社長)
同社は貯水槽を設置しているマンション、アパートの給水管を水道管との直結に切り替える工事も得意とし、年間20件ほどの施工も行う。前年度のリフォーム売り上げは1億円弱。現在5名のスタッフが在籍する。

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