東京都西東京市に本拠地を置くアート住宅は室内空気環境の改善に寄与するオリジナルの下塗り材「MAICRO BIOLⅡ」を開発した。今後は先日から取り扱いを開始した乾燥無垢材などと合わせ、健康・環境・安心をテーマにしたリフォームを推進していく。
このたび下塗り材の開発に至った理由を小石澤政一社長は次のように話す。
「先日は屋根裏に取り付けたダウンライトの穴が原因となり、そこから有害物質が漏れ出していました。いまだにホームページを見てシックハウス症候群で悩む方から連絡がきますので、この下塗り材で室内環境を改善していければと考えています」
同下塗り材には温泉などの高温でも育成できる「超好熱菌」が含まれており、菌の働きで、空気環境の改善を図っていく。部屋の壁1面に塗るだけで効果が得られ、トイレなどのにおい対策にも有効だ。
同社の前期売り上げは2億9000万円。年間4、5件のシックハウス対策リフォームを行っている。

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