新築とリフォームを手掛ける東邦建工(長野県長野市)は売上高を伸ばしている。同社の2023年5月期のリフォーム事業の売上高は11億6700万円。前年同期比30%増だ。現在はグループ会社からの紹介やOBからのリピートを基盤にしつつ、新規開拓に注力している。
3ルートで受注
同社の平均単価は41万円で、年間工事件数は約2800件にもなる。同社のリフォーム営業社員は現在14人。1人当たり平均8330万円の売上を上げている。
同社では3つのルートから売上を上げている。1つ目はグループ会社からの紹介で約4億6700万円を売り上げている。売上構成比は40%だ。同社は東邦グループ(長野県長野市)の1社で、グループには同社の他に、不動産売買専門の東邦商事、賃貸を専門とする東邦不動産プラザ、店舗の企画開発や設計施工を専門とするロゴスデザインがある。
主に東邦不動産プラザからの紹介が多い。外壁塗装、水回り住設の入れ替えなど賃貸住宅関連の依頼が中心。原状回復程度の改修から、入居率を上げるための提案型リフォームも行う。

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