建設業向けのBPaaS「Photoruction(フォトラクション)」の開発・運営を展開するフォトラクション(東京都中央区)は7月19日、IFAC合同会社、SMBCベンチャーキャピタルをリード投資家とし、新規投資家、既存株主を引受先とした第三者割当増資を実施。商工組合中央金庫からの融資も含め、総額約17億円を資金調達した。これにより、創業からの資金調達は約38億円となる。
同社は2017年より建設業向けSaaS「Photoruction」を提供し、大手ゼネコンをはじめ20万超の建設プロジェクトに導入されてきた。2022年にはAI-BPO(建設BPO)サービスの提供を開始し、SaaSからBPaaSへと進化していった。
今後、プラットフォームへの進化、バリューチェーン拡大、オペレーション増強、リレーション基盤の強化といった4つの成長投資と、それを実現するための組織と人材に投資するため、今回の資金調達を実施した。
中島貴春代表取締役CEOは「数多くある建設産業の課題を解決するには、ソフトウェアだけでなく、より深い問題に取り組んでいく必要がある。今回、大きなチャレンジができることを大変嬉しく思う」と語った。
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