マンションリフォーム専業店リニュー・ヨコハマを運営するリニュー・アソシエイテッド・インターナショナル(神奈川県横浜市)は創業3年で年商4億円を突破する見込みだ。前期比160%で伸びており、来期は6億4000万円を計画している。
同社は徒歩15分圏内のマンション29棟1万件で完成見学会を開催し、来場客から相談、受注するビジネスモデルで、今期は約40件のフルリフォームを手掛けた。
1件当たりの工事単価1000万円を超える同社のリフォームに受注が集まる要因は2点ある。
1つは毎週末に開催している見学会で、リフォーム検討者が複数の事例を内覧できる点。同社は創業以来、完成見学会をほぼすべての案件で開いており、検討者は納得するまで見学会を回ることができる。現調後の成約率9割と非常に高い。
2つ目は各案件の工事の仕上がりを安定化させている点だ。同社は1つの案件ごとに4~5人のプロジェクトチームを作り、営業スタッフ個人の力量に左右されない体制で工事品質を維持している。
チームは営業、設計、インテリア関連、グラフィック、施工監理各1人が基本スタイル。「1人の営業スタッフが集客から提案、契約、工事監理まですると、案件ごとの仕上がりにムラが出る。毎週見学会を開催する当社では、案件ごとの仕上がりの安定と質の高いリフォームの提供を図っています」(野母正憲社長)

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