リフォーム会社としてのブランディング方法は？

A：　社名を変更し、新ブランド立ち上げ

　「リフォーム専業の会社であるという認知度を高めるために、社名を変更し、『SoReS』というリフォームブランドを新たに立ち上げました」と話すのは、相鉄リフォーム（神奈川県横浜市）の大友貞明取締役営業部長。

SoReSのパンフレット

　同社は30年以上にわたる新築事業の実績がある会社。4年前に新築事業から撤退し、リフォーム専業会社となったため、リフォーム会社としての認知度が低かった。このため、今年4月に「相鉄ホーム」から「相鉄リフォーム」へと社名を変更。

　加えて、「SoReS」というリフォームの新ブランドを立ち上げた。これは、外壁塗装や水まわりの刷新から500万円以上の大型リフォームを担う。昨年11月に立ち上げた、電球の交換から給湯器の交換といった小修繕を取り扱う「S.H.A.L.S.S」と合わせて2ブランド体制となった。両ブランドとも名付け親はグッドデザインカンパニー代表の水野学氏。

　「今後はリノベーション、特にミニキッチンやシャワーブースなどの設備を充実させた2世帯住宅への改修に力を入れていきます」（大友取締役営業部長）