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大京エル・デザイン(東京都渋谷区)は、賃貸住宅のリノベ事業を拡大する。今期40件の工事見込みを来期は倍以上とし、提案を行う社内チームも同様に倍以上に増やす方針だ。
同社が、賃貸住宅のリノベ事業に参入したのは昨年の秋。試験的にチームを組み、首都圏から事業を開始した。
1棟所有するオーナーを提案対象とし、原状回復ではない、家賃向上が見込める居室再生を提案。グループで賃貸管理を行う大京リアルド協力のもと、周辺家賃の調査・分析をし、費用対効果が見込める改修を行う。
「賃貸住宅は非常に空室が増えてきています。その中で、コストを落としながら入居者が確実につくようなデザイン性などが求められている。そこは、提供できる分野だと考え、施工の内製化を図り現在1チームが動いています。これを来期は2チームか3チームに増やしていきたいです」(海瀬和彦社長)
部材は賃貸用の特別使用品を導入し、完成後のCG作成サービスも行う。改修費用は、サブリースと合わせた割賦返済方式で、家賃収入の一部を返済にまわすことも可能。つまり、初期費用ゼロで改修を行うこともできる。オーナー向けのセミナーも既に8回実施しており、今後もPRを強化していく。

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