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長谷工リフォーム(東京都港区)はこのほど、マンションの直貼りフローリングを剥がさずに貼り重ねる工法による床暖房対応フローリング「暖cer-R」(特許出願中)を新発売した。
住みながらリフォームでき、施工時にフローリングの解体・撤去が不要のため、工期の短縮化が図れ、階下などへの騒音の心配もない。また貼り重ねの際は、接着剤でなく専用テープを使用するため室内も汚れない。
『暖cer-R』は住みながらの施工が可能
同社インテリア営業1部の片山敏信部長は「現状でフローリング床暖房の施工を年間400件程度やっているが、今回の新商品投入で2割アップの約500件を目指したい」と話す。
参考価格は6畳間で50万円弱(施工費別)。施工期間は6畳間の場合で1~2日。
同製品は長谷工コーポレーション、朝日ウッドテック、サンマックスの3社が共同で開発し、施工後の遮音性や歩行感の検証実験も行ってきた。
特にマンションリフォームで重視される遮音性能は、LL(軽量衝撃音遮音等級)45等級。同部長は、「2002年から発売してきた"暖cer"も特に関東圏のマンションで定評があったが、今回の商品は上貼りできるという点で施工時の騒音や室内の汚れ、臭気の問題がクリアされた。長谷工コミュニティで管理しているマンションでリフォーム相談会を随時行っており、積極的に提案してきたい」と話している。

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