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アクトコール、空き家管理本格化大手不動産会社と提携進む

アクトコール、空き家管理本格化 大手不動産会社と提携進む

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 アクトコール(東京都新宿区)は不動産会社向けの空き家管理事業を本格化している。同社では現在、三井不動産リアルティ、住友不動産販売、大京穴吹不動産などと業務提携し、空き家の巡回、点検サービスを代行している。今年2月から大手不動産会社との提携が進んでおり、不動産会社の空き家管理ビジネスの支援をさらに強化していく考え。

不動産会社と連携したサービスを展開不動産会社と連携したサービスを展開

 同社が提供する標準的な点検サービスは主に7つ。雨漏り、外装、郵便物、庭木、通水などの確認、さらに通気、簡易清掃を行う。

 点検は診断専用アプリ「スマートアタック」を利用する。これはスマホで管理物件を撮影すると、報告書ができる仕組みとなっている。

 点検員は同社が提携している約400社の住宅関連会社と連携して行う。全国1600拠点をカバーできる体制がある。

 石村裕樹執行役員は「空き家対策特別措置法がきっかけとなり、消費者の方から『空き家を管理してほしい』というニーズは今後さらに増えて来ます」と話す。

 同社は住宅会社と連携して、生活者に住まいのトラブルに対応する「緊急駆け付けサービス」が主事業。会員数は34万件を超える。

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