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松尾建設、自社敷地でストーリーマルシェを開催し500人が来場、新築OBと関係構築の場に

松尾建設、自社敷地でストーリーマルシェを開催し500人が来場、新築OBと関係構築の場に

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特集:生産性を高めるOBフォロー術

年商5億円の松尾建設(神奈川県茅ヶ崎市)は、注文住宅を手掛けたオーナーとの関係を強化しようと、自社敷地内でマルシェを開催している。2013年から2カ月に1度の頻度で行い、現在リフォームの年間売上高7000万~1億円のうち、新築OBは約7割を占める。

松尾建設 マルシェには500人ほどが来場マルシェには500人ほどが来場

マルシェは自社の駐車場や社内にて実施し、地元湘南地域の飲食店・野菜販売店・雑貨屋が店を開く。コロナの感染対策は、マスクや消毒を徹底するだけではない。出店数は最大24店舗まで可能だが20店舗ほどに抑え間隔がとれるよう工夫。また飲食関連の店舗は多いが食事するスペースを設けず、持ち帰り可能な商品を販売してもらう。そのため回転率もはやく、1度の開催時間は5時間程度だが、来場者は約500人にも及ぶ。

このイベントは「ストーリーマルシェ」と銘打っている。出店者には「ただ儲けたいかだけではなく、店舗や商品に対し独自の思いやコンセプトがあるか」を重視し、初出店の際は面接も行う。以前には八百屋を営む店主から「地元長野県の畑で採れた野菜の良さを広めたい」という熱い想いが寄せられ、出店に至ったことも。「ストーリーがある店舗の方に出してもらうことで、弊社の家づくりに対する思いも伝わる」と青木隆一社長は話す。

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