能登半島地震の復旧工事130件 【住宅リフォーム売上ランキング2025・2桁増収企業】
発生から1年超経過も対応続く新築やリフォーム、不動産を手掛けるフクダハウジング(新潟県新潟市)は、2024年12月期のリフォーム売上高が前年比34%増の8億4000万円となった。年間工事件数は902件、平均単価は93万円で、前年から工事124件、単価14万円の上昇となった。要因は災害被害の復旧工事だ。2024年1月に発生した能登半島地震の影響で新潟市で震度5強を観測。人口の多い西区を中心に、被害の復旧工事にあたっている。建物の内部改修や外壁補修などの工事が依然として多く、大小あわせて約130件にのぼった。
更新日:2025年09月30日
Special
【2025年版】設備建材メーカー売上ランキング、LIXIL、日本ペイント、TOTOがベスト3
主要な設備・建材メーカー81社の最新決算をまとめ、売上高順にランキング化した。売上高1位は昨年同様LIXIL(東京都品川区)だった。メーカーの76%が増収だったが、収益面で苦戦する企業が過半数を超えた。売上1位はLIXILで1.5兆円売上高1位はLIXILだった。前年から1.4%増の1兆5047億円、利益は35%増の313億円となった。水まわり事業(LWT)が堅調で、同部門の売上高は3%増、利益は16%増の増収増益だった。国内のリフォーム需要が高まり、売上構成比は3ポイント増の54%に上昇。2位は塗料大手の日本ペイントホールディングス(東京都中央区)だった。売上高は15.8%増で1兆円を超えた。3位はTOTO(福岡県北九州市)。売上高は3%増の7244億円と過去最高を更新。営業利益も同13%増の484億円の増収増益。なお、リモデル売上は4%増。一方、新築売上は4%減だった。