【2023年版】プロ315名がおすすめする人気洗面化粧台ランキング LIXILの「ルミシス」5年連続1位

洗面化粧台部門で最もポイントを集めたのは、高級価格帯で1位になったLIXILのルミシスだ。5年連続で首位に。中級価格帯1位はTOTOのオクターブ・オクターブスリム が昨年の2位から上昇した。

中級価格帯はオクターブが首位

高級価格帯では1位のルミシスが1360ポイントを集め、全ポイントの内44％を占めた。2位はTOTOのエスクア・エスクアLSが760ポイント。その差は600ポイント。

ルミシスはまるでホテルの洗面化粧台のような高級感のあるデザインが人気。ボウルやカウンターの素材、鏡や収納の扉などを好きに組み合わせられる点も人気だ。ルミシスに投票したなごみ工房の栗山映子社長は「間口の調整ができ、収納のバリエーションも多いため、リフォームの際に使いやすいです」と話す。高級価格帯の順位は1〜8位まで全て昨年と同様だった。

中級価格帯ランキングは昨年から1位と2位が入れ替わった。昨年2位だったオクターブ・オクターブスリムが650ポイントを獲得して1位になった。オクターブはタッチレス水栓ときれい除菌水が特徴だ。オクターブスリムはカウンターの長さを調整することで、部屋のサイズにぴったりと合わせることができる。今年急上昇したのは、昨年9位のトクラスのエポックで270ポイントを得て、4位になった。エポックは継ぎ目のない一体型の人造大理石のボウルを採用しており、手入れのしやすさが人気だ。

普及価格帯ランキングも昨年から1位と2位が入れ替わった。昨年2位だったLIXILのオフトが820ポイントを獲得して1位になった。オフトは奥行500mmのコンパクトさが売りだ。

リフォーム会社の声

私は「ルミシス」を選びました

エレガントな壁紙に合わせてバックパネルのタイルとカウンターの人造大理石を選択

タイルにこだわり、高級感が人気　インテリアとの雰囲気統一

なごみ工房（千葉県佐倉市）の栗山映子社長はルミシスを推薦する。「高級感のあるデザインが人気の商品です。インテリアが好きで、扉の色やタイルにこだわりたい女性から好まれます」（栗山社長）

好まれるポイントはさまざまな部位を自分好みのものに選択でき、部屋のインテリアと雰囲気を統一できることだ。例えば、カウンターは人造大理石などから選べる。洗面ボウルの形と色、鏡や照明、水栓も選べる。

特に人気なのは鏡と洗面ボウルの間のバックパネルに好きなタイルを貼ること。タイルのデザインと壁紙を合わせることができ、インテリアが好きな人にはルミシスが人気だ。

「50代のお客様は、エレガントな雰囲気のインテリアが好きな方で、ルミシスを気に入っていただけました。その方は、壁紙の模様と合わせて大理石調の洗面カウンターを選択しました。バックパネルのタイルもお洒落なデザイン性のあるものを選びました」と栗山社長。ミラーキャビネットの下部に内蔵された照明は手元だけでなく、タイルも照らす。それによって上質な空間を演出することができる。

栗山社長は「お客様の好みを実現することで、気持ちを満たし、生活のクオリティを上げる提案をしていきたい」と話す。

なごみ工房
栗山映子社長

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