洗面化粧台部門で最も票を集めたのは、高級価格帯で1位になったLIXILの「ルミシス」だ。4年連続で首位に。昨年は高級価格帯から普及価格帯までLIXILがトップを独占したが、今年の普及価格帯は、パナソニックの「シーライン」が1位となった。
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「ルミシス」「L.C.」のLIXIL商品が中高級部門で1位
パナソニック「シーライン」普及部門1位に
高級価格帯では、1位と2位の差がついた結果となった。
2位になったTOTOの「エスクア」は92票に対し、1位のルミシスは155票を集めた。ルミシスはボウル一体タイプか、ボウルとカウンターが別々のベッセルタイプ、よりボウルが広いハイバックベッセルタイプから選ぶことができる。ボウル一体タイプでは、大柄な石目模様がデザインされたラピシアカウンターが特徴だ。大理石らしさが強調され、高級感を感じられる。
昨年と首位が代わり注目すべきは、普及価格帯ランキングだ。昨年2位だった「シーライン」が、今年は122票を獲得し1位となった。昨年1位のオフトは110票で、今年は僅差の2位になった。
シーラインは昨年11月にリニューアルが施された。ミラーの開閉部、水栓レバー、カウンターなど手で触れることが多い箇所に、SIAA認証基準に適合した抗菌加工部材 を標準採用。さらに扉柄にグレイッシュグリーン、ヴィンテージメタルと新しいカラーも追加し、合計16柄で空間コーディネイトができる。
中級価格帯は1位〜3位までが24票差と、大接戦となった。
昨年2位だったLIXILの「L.C.」が1位になり、79票をとった。TOTO製品の順位が上昇し、昨年3位だった「オクターブ・オクターブスリム」は64票で2位に、昨年4位だった「サクア」が55票で3位になっている。
リフォーム会社の声
私は「ルミシス」を選びました
ボウル2連の設計が人気
洗面ボウルを2つ並べた事例。居住人数が多いファミリーにとって朝の利用の混雑解消になる
朝の混雑解消、美容を楽しむ事例も
ルミシスを推薦するイズ(大阪府堺市)の堂岡慶騎氏は、「デザイン性はもちろん、特に美容を楽しみたい女性の購買意欲が訴求された商品です」と推薦する。
どのタイプでもLED照明によるフェイスフルライトが設置され、影ができやすいあごの下や頬も明るく照らすことが可能だ。さらにボウルを横に2連にする設計もできる。
堂岡氏は実際のエピソードとして「ボウルを2つ並べ、お化粧を始めたばかりの娘さんの隣に奥様が立ち、教えたり一緒に楽しめるよう工夫したことがあります。他の水回りやLDKのリフォームも考えていたご家族でしたが、最終的に洗面化粧台により予算をかけることになりました」と語る。
2つ設置したレイアウトは、女性だけではなく、朝の混雑を解消できると居住人数が多いファミリー層にも人気だ。
大信住器
元吉敏文社長
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