洗面化粧台部門では、高級価格帯で1位を獲得したLIXILのルミシスが1780ポイントを獲得し、全価格帯のなかでも首位に立った。中級価格帯で1位になったのはTOTOのオクターブ・オクターブスリム。普及価格帯部門ではLIXILのオフトが2年ぶりに首位に輝いた。
普及部門はオフトがランクアップ
高級価格帯で7年連続1位を獲得したLIXILのルミシスには、人造大理石の「ラピシアカウンター」が使用されており、本物の大理石のような質感が特徴だ。ボウル部分と一体形成されており、継ぎ目や凸凹がないため掃除もしやすい。キャビネットには縦に配置したLED照明「フェイスフルライト」が備わっており、影の出やすい顎下や頬もしっかりと照らす。明るさを3段階で調整できるのも大きな特徴だ。
高級価格帯で2位にランクインしたのは、730ポイントを獲得したTOTOのエスクア・エスクアLS。3位には、昨年4位だったクリナップのティアリスが順位を上げて登場。
中級価格帯で1位となったのは、TOTOのオクターブ・オクターブスリム。2位にはLIXILのクレヴィがランクイン。昨年の5位から大きく順位を上げ、1位と60ポイント差に迫った。昨年2位だったピアラは3位となった。
普及価格帯の1位はLIXILのオフト。昨年から順位を1つ上げ、首位に返り咲いた。2位はパナソニックのシーライン。3位にはクリナップのファンシオ・BGAシリーズがランクイン。330ポイントを獲得し、昨年の5位から大きく順位を上げた。
リフォーム会社の声
私は「クレヴィ」を選びました
提案でよく話すのは「キレイアップカウンター」の掃除のしやすさ
価格と性能のバランスが良い
サイズやカラーの好みに対応
大阪でリフォーム事業をメインに手掛けるイズホーム堺西店(イズ・大阪市)の髙溝快斗氏は、価格と性能のバランスの良さからクレヴィを推薦する。
よく提案で話すのは「キレイアップカウンター」の掃除のしやすさだ。「デッキタイプのカウンターは水栓周りに汚れが溜まりやすいですが、クレヴィは上から下がるタイプの水栓で汚れにくい。ボウルからバックガードまで一体成形なので、汚れた際にもお手入れが楽」(髙溝氏)
また、奥行き560タイプはカウンターがマット仕様で高級感がある。「カウンターがマットの商品は他にあまりないので差別化できる」(髙溝氏)。
扉のカラーバリエーションにスタッコグレーやマットネイビーなど、トレンドをおさえた色を揃えている点も大きいという。
最近では、築24年の住宅の洗面台交換でクレヴィを採用した。「キレイアップカウンターの機能面プラス、梁下に置くために標準より100ミリ低い1800ミリにできたのが決め手です」(髙溝氏)。スリムな奥行き500タイプを選んだことで、人が立てる洗面室空間が少し広くもなった。
サイズやカラーのバリエーションの多さによって、洗面室のさまざまな条件や、施主の好みに対応できる商品だ。
イズホーム
堺西店
髙溝快斗氏
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