売上、対前年比「良い」15pt改善

リフォーム市場景況感調査　≪2017年3月リフォーム実績≫

　3月の景況感は、低迷ぎみだった前月に比べ、大きく上昇した。売り上げの対前年比は、「良い」（「とても良かった」「良かった」の合算）が41％で、前回調査と比較すると15ポイントの増加。「悪い」（「とても悪かった」「悪かった」の合算）は18％で、同17ポイント減少した。

1. 引き合い件数は、前月比で「良い」が59％（前回調査比37pt増）と、回答者の半数以上が好感。「悪い」は18％（前回調査比21pt減）に減少した。前年比でも、「良い」が50％（同24pt増）に達し、「悪い」は14％が（同30pt減）に後退した。
2. 受注件数も、前月比で「良い」50％（前回調査比６pt増）と半数に達し、「悪い」9％（同21pt減）を大きく上回った。前年比では、「良い」46％（同3pt増）、「悪い」9％（同26pt減）だった。
3. 売り上げは、前月比で「良い」が64％（前回調査比2 0 p t 増）を占め、「悪い」は13％（同21pt減）にとどまった。
4. 単価は、前月比で「良い」が41％（前回調査比20pt増）、「悪い」は18％（同13pt減）。「普通（変わらない）」も41％を占めた。前年比では、「良い」32％（同10pt増）、「悪い」32％（同2pt減）と、同数回答となった。
5. 6.利益面は、前月比で見ると「良い」が6割以上に達し、「悪い」は1割程度。前年比では「良い」が4～5割、「悪い」は1～2割弱だった。

【調査概要】 リフォーム会社22社にアンケート調査 (期間4月12日～4月16日)