【連載・リフォーム市場はITで切り開け！】原状回復を武器に3Dプレゼンで切り込む

リフォーム市場はITで切り開け！vol.2

　競争が激しいリフォーム業界で、最新のITツールを活用して市場を切り開いている先駆者を紹介する本連載。今回は、小さなリフォーム提案まで3Dでプレゼン資料を作っているリフォーム会社をリポートします。

　リビングステージ（東京都日野市）は、賃貸物件の原状回復をメインに扱うリフォーム会社です。

　同社はこれをリーズナブルな料金で提供することで、物件オーナーや管理会社と太いパイプを築いています。それを背景に、もう一つの柱としているのが入居率改善リフォーム。

3DマイホームデザイナーPROで作成したエントランスのセキュリティー改善パース

　住宅設備の刷新とインテリアデザインにより、古い建物も人気の物件に生まれ変わります。このリフォームの魅力をオーナーに伝えるのが3DCGによるプレゼンです。すぐに契約に結び付かなくても、3DCGによるプレゼン資料はオーナーの心に強く残ります。入居率が悪化した時に、「そういえば、リフォームの提案をしてくれていたな」と思い出してくれるので、3Dパースを使ったリフォーム提案は、とても優秀な営業ツールなのです。