【景況感調査】売上の対前年比は「良い」と感じる人が18pt減

リフォーム市場景況感調査　≪2018年5月リフォーム実績≫

　5月の景況感は、やや後退した。売り上げの対前年比は、「良い」（「とても良かった」「良かった」の合算）が28％で、好調だった前回調査より18ポイント減少。一方、「悪い」（「とても悪かった」「悪かった」の合算）は10ポイント増の33％。前月とは反対に、「悪い」が「良い」を上回る結果となった。

1. 引き合い件数は、前月比で「良い」が34％（前回調査比16pt減）、「悪い」は17％（同9pt増）だった。前年比は「良い」39％（ 同19pt減）、「悪い」22％（同5pt増）。前回調査と比べると後退したが、いずれも「良い」が「悪い」より多かった。
2. 受注件数は、前月比で「良い」28％（前回調査比18pt減）、「悪い」11％（同4pt減）。前年比は「良い」が45％（同1pt減）と半数近く、「悪い」は22％（同9pt減）だった。
3. 売り上げの前月比は、「良い」34％（前回調査比12pt減）、「悪い」34％（同11pt増）が同数で並んだ。
4. 単価も、前月比で「良い」17％（前回調査比13pt減）と「悪い」17％（同2pt増）が同数だった。「普通（変わらない）」の66％が最も多く、3分の2を占めた。前年比では、「良い」22％（同24pt減）より「悪い」28％（同20pt増）が多かった。
5. 6.利益面は、「良い」「悪い」がそれぞれ2～3割。前月比の利益は「良い」が比較的多く、前年比では「悪い」がやや多い。「普通」が最も多く、4～6割を占めた。

【調査概要】 リフォーム会社18社にアンケート調査 (期間6月1日～11日)