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VRゴーグルで3D空間の住宅を体感

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VRゴーグルで3D空間の住宅を体感

メガソフト 西脇功 氏
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差がつくIT活用術

第6回 ~G-Tune Garage 佐野店長の場合~

「VRゴーグル」

 住宅プレゼンは「現物を見せるだけ」から写真・ビデオ・Webで、と幅が広がってきました。

 そして今、まったく新たな技術が実現されつつあります。それがVR(バーチャルリアリティ)ゴーグルです。

 VRゴーグルのすごさは、「没入感」と呼ばれる、これまでとは別次元のリアリティにあります。

 VRゴーグルをかけると、3D空間が目の前に広がります。そのまま右を見れば3D映像も右側を、上を見れば上空を表示します。つまり、現実の世界と同じような感覚で3D空間を見ることができるのです。

 低価格VRゴーグル「Oculus Rift」に、住宅プレゼンソフト「3DマイホームデザイナーPRO」がいち早く対応。

 東京・秋葉原にあるマウスコンピュータのダイレクトショップ、「G-Tune Garage(ジーチューンガレージ)」には、国内唯一の常設Oculus Riftコーナーがあり、ここでマイホームデザイナーの3DVR住宅プレゼンも体感できます。

 例えば、新築やリフォームのプランを3D住宅ソフトで作成し、VRゴーグルを装着すると、まさにその家の中に立っているように見えます。右を見ると右が、左を見ると左が見えます。

 行きたい方向を見ながらマウスボタンを押すと、見ている方向に歩き出します。首を振って見回すと、床も天井もその場にいるように確認できるのです。

G-Tune garageのOculus Riftコーナー。Oculus Riftを装着してまっすぐと、上を見る
G-Tune garageのOculus Riftコーナー。Oculus Riftを装着してまっすぐと、上を見る

 言葉を尽くして説明しても、VRゴーグルによる住宅プレゼンのすごさは、10分の1も伝わりません。とにかく一度、この新世代の住宅プレゼンを体験してみてください。導入すればお客様に喜ばれること間違いなし、と実感できます。

 VRゴーグル自体は目新しい技術ではありませんが、最近話題に上るようになったのは、その価格です。Facebook社に買収されて話題になったOculusVR社のVRゴーグル「Oculus Rift」は、開発者向けキットが350ドル。一般向けに大量生産されれば、もっと安くなるでしょう。

国内唯一の常設であるOculus Riftコーナー。
国内唯一の常設であるOculus Riftコーナー。ここでマイホームデザイナーの3DVR住宅プレゼンが体感できる。写真はCGの2画面パース画像。

※Oculus Rift対応の3Dマイホームデザイナーは、発売準備中です。Oculus Riftの一般消費者向け製品発売後、販売開始する予定です。未来的なバーチャルリアリティを手軽に体験できるということで、注目が集まっています。


≪ ライターProfile ≫

メガソフト株式会社(大阪市北区) 西脇功 氏
住宅ソフト「3Dマイホームデザイナー」を開発するメガソフトの広報担当。ユーザー取材の傍ら、iPadなど各種電子機器の工務店的活用術を研究中。

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