同時給排気のレンジフードの特徴とは？【知らなきゃ損！知るだけで避けられるトラブル事例】

こんにちは！みやこリフォームという屋号で、京都を中心に水回りリフォームを手掛けるオガワの小川剣人と申します。月1回のペースで、水回りリフォームの事例を中心に実際に起きたリフォームトラブルの事例と対応策を機器、部位別で解説していきます。第8回は、同時給排気のレンジフードに関するトラブル事例を紹介します。

高気密住宅の室内ドアが開けにくい？！

同時給排機能付きのレンジフード

今回のお話は同時給排気のレンジフードです。同時給排気のレンジフードとは、その名の通り排気と同時に給気を行い、室内の気圧を正常に保つ商品です。排気と給気のダクトがついているのが特徴です。

レンジフードのリフォーム時に注意するべきことは、マンション、それも高気密住宅の場合です。高気密住宅で通常の排気のみを行うレンジフードを使用する場合、どんどん空気が抜けるため、室内の気圧が下がっていき、空気が足りない状態になってしまいます。その結果、ドアを開けようとすると、重くなって開けにくい状況になるのです。ですので、高気密住宅でレンジフードを改修する場合、同時給排気のレンジフードを選ばないといけません。