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《リフォーム市場 景況感調査》 売上、前月と比べ「良い」23p増

リフォーム産業新聞
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リフォーム市場景況感調査

リフォーム市場景況感調査 ≪2015年2月リフォーム実績≫

リフォーム市場景況感調査 ≪2015年2月リフォーム実績≫

 2月の景況感は、前月から表れていた回復傾向がより明確になった。引き合い件数は、前月より「良かった」(「とても良かった」「良かった」の合算)との回答が41%。「悪かった」(「とても悪かった」「悪かった」の合算)の32%を大きく上回った。

  1. 引き合い件数は、前年同月比で見ると「悪かった」が64%で、消費増税前の駆け込み需要があった昨年の水準には及ばなかった。「普通(変わらず)」と「良かった」は各18%。
  2. 受注件数は、前月より「良い」が41%で、「悪い」の23%を大きく引き離した。前年同月比では、「悪かった」が68%を占めた。
  3. 売り上げは、前月と比べて「良い」46%、「悪い」27%で、それぞれ前回調査より23ポイント増、33ポイント
    減。前年同月比では、「悪かった」55%、「良かった」27%だった。
  4. 単価は、前月と比べ「悪かった」(48%)に「普通(変わらず)」が42%で続く。前年同月比では、「普通」が最多の47%を占めた。
  5. 6.利益面はいずれも、前月比では「変わらず」が約半数。前年同月比では「悪かった」という声が多かった。
【調査概要】リフォーム会社22社にアンケート調査(期間3月3日~3月10日)

≪リフォーム会社の声≫

「温暖な2月を迎えようやく復調」

キリン住宅 トレーナー 籠宮洋子(千葉県習志野市)

 1月まで増税後の落ち込みが続いていましたが、2月になって昨年より暖かい気候になったためか徐々に回復してきました。毎年1月は動きが活性化するのですが、今年は引き合い、受注件数、売上とも前年同月と比べ落ち込んでおり苦しかったです。

 最近はリフォームの単価は下がっていないのですが、契約するまで考える期間が長くなってきている感じです。急ぐ必要はないという雰囲気の中、やるからにはしっかりやりたいと考えている。今までの「古くを新しく」という意識ではなく、耐震を含めて「家を新しく見直す」という動きが強まってきたようです。

 当社でも月1回のペースで店頭での無料耐震診断会を行うことにし3月から受付を開始しました。また年4回の大きなリフォーム相談会と、各店舗での月1回のイベントと、いずれも増税前と比べるとチラシを増やしています。客層は中高年が多いためこれからの暖かい季節が需要期です。販促を強化していきます。

≪その他のリフォーム会社の声≫
  • 消費増税後の落ち込みが終了した(札幌・リフォーム)
  • 3月より受注期に入るので、広告宣伝を活発化する(長野・リフォーム)
  • 少しダウン傾向ではあるが、持ち直してきた。3月以降も増加傾向がうかがえる(奈良・リフォーム)
  • 2月の売上高は前年同月を上回った。増税直後の低迷期より上向き(埼玉・リフォーム)
  • 昨年やった設備投資、どう結果が出るか楽しみ!(新潟・リフォーム)
  • 金額的な動向より、リフォームへの意識の傾きが遅くなっているのを感じる。消費税10%はまだ先と思われているようだ(千葉・リフォーム)
  • 大型リフォームは増税分だけ利益が下がった(愛知・リフォーム)
  • 過去最悪。今のうちにストックを活用、高齢者ケアビジネスを計画(広島・リフォーム)
  • 省エネ住宅ポイントの訴求、OB訪問活動に注力(山形・リフォーム)
  • 今回の学卒採用を機に、新しい研修制度を導入(山形・リフォーム)
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