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《リフォーム市場 景況感調査》前月調査より「良い」22pアップ

リフォーム産業新聞
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リフォーム市場景況感調査 ≪2014年9月リフォーム実績≫

リフォーム市場景況感調査 ≪2014年9月リフォーム実績≫

 9月の景況感は、4月の消費増税以後の落ち込みからの回復傾向が顕著となった。引き合い件数は、前月に比べ「良かった」(「とても良かった」「良かった」の合算)との回答45%を占めた。8月の37%から、8ポイントの上昇となる。一方、「悪かった」(「とても悪かった」「悪かった」)は8月の37%から14ポイント改善され、23%だった。

  1. 引き合い件数は、前年同月比では「普通(変わらなかった)」が50%を占めた。
  2. 受注件数は前月比で「良かった」26%、「悪かった」29%とほぼ拮抗。前年同月比では「悪かった」が42%で、前年の水準にまでは回復していないことがうかがえる。
  3. 売り上げは、前月と比べ「良かった」が42%。前月調査より22ポイント増加している。
  4. 単価は、前月と比べ「変わらなかった」「良かった」「悪かった」がほぼ均衡する結果となった。前年同月比では、「変わらなかった」が半数近くを占めるものの、「悪かった(下がった)」が「良かった(上がった)」を上回った。
  5. 6.利益面では総じて、前月より「良かった」が、前年同月に比べると「悪かった」という結果になっている。
【調査概要】リフォーム会社31社にアンケート調査(期間10月2日~10月16日)

≪リフォーム会社の声≫

「お盆明け以降は平年並みへ戻り感」

本多建設 色摩崇 課長(山形県米沢市)

 9月の引き合いは前年同月と比べ「普通」でしたが、受注、売り上げは「良かった」と回答しました。増税後は4、5、6月と水まわりを中心とした案件が影響を受け、全体で大きく落ち込みが続きましたが、7月頃から下げ止まり、8月のお盆明けの恒例のお祭りイベント以降は、引き合い、売り上げともに平年並みに戻って来た感があります。

 次の増税を意識しての需要の戻りもあるかもしれませんが、大型改修は増税の影響が関係なく安定して伸びているので、その部分で落ち込みをカバーしたのかもしれません。水まわり工事の相談から始まっても最終的には大型改修につながるような案件、中規模の300万~400万円の案件が増えてきました。

 現在、新築のイベントを月1くらいで開催していますが、リフォームの相談会も併せて実施したり、リフォーム単独でショールームを借りたイベントも行うようになりました。11月には中古物件を使用したリノベーションショールームでの初イベントを行います。

≪その他のリフォーム会社の声≫
  • 10月以降の受注が増加傾向。工事スタッフを増員中(大阪・リフォーム)
  • 増税後、6、7月は落ち込んだが少し動きが出てきた。水まわりは苦戦中だが、その分外装でカバーしている(奈良・リフォーム)
  • 大型リフォーム、新築が増えている(宮崎・リフォーム)
  • 増税後反動減対策として付加価値創造型提案を強化してきた。この効果が成約ベースに表れ出している(栃木・リフォーム)
  • 9月末決算は前年比108%の売り上げ。消費税の関係か、上期60%下期40%の比率となった(三重・リフォーム)
  • 引き合い件数は戻ってきたが、熟考する方や、相見積もりを多く取る方が増えている。図面での提案力強化を図る(広島・リフォーム)
  • 単価が上がっている。相見積もりの際、専門的な提案や親身な対応が求められている(千葉・リフォーム)
  • 相見積もりによる価格競争の激化を強く感じる(兵庫・リフォーム)
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