売上、前年比「悪い」半数に

リフォーム市場景況感調査　≪2016年10月リフォーム実績≫

　10月の景況感は、前月よりさらに落ち込んだ。売り上げの対前年比は、「良い」（「とても良かった」「良かった」の合算）が25％で、前回調査と比べ15ポイント減。「悪い」（「とても悪かった」「悪かった」の合算）は50％で、同14ポイント増だった。

1. 引き合い件数は、前月比で「良い」37％（前回調査比3pt減）が「悪い」25％（同5pt増）を大きく上回った。前年比では、「良い」33％（同１pt増）と「悪い」29％（同7pt減）にそれほど差はつかなかった。
2. 受注件数は、前月比・前年比ともに「良い」が「悪い」を上回った。
3. 売り上げは、前月比で「良い」17％を「悪い」39％が大きく上回った。前回調査からは、それぞれ23pt減、19pt増だった。
4. 単価は、前月比・前年比ともに「悪い」が「良い」より多い。「普通（変わらない）」が4～5割近くを占めた。
5. 6.利益面は、いずれも「悪い」が多数派。ただし粗利益は「普通」が半数近く、利益の前年比は「悪い」が過半数を占めた。

【調査概要】 リフォーム会社24社にアンケート調査 (期間11月2日～11月12日)