【中古住宅市場とリフォーム産業の「今」と「これから」】「買取再販」実務のポイント

最近人気の「買取再販」ビジネス。リフォーム業をされていると、頻度の差はあれOB顧客から所有している物件を売ろうかどうかという相談が来るかと思います。

高橋 正典社長　プロフィール

価値住宅株式会社代表取締役
不動産売却全国ネットワーク「売却の窓口®」や、中古住宅＋リノベーションサイト「さがつく®」を運営。著書に「マイホームは、中古の戸建てを買いなさい！」（ダイヤモンド社）他多数

その流れで、他社と競合せずに仕入れられた結果、このビジネスの妙味を感じた方もいらっしゃるかもしれません。さて、今回はその「買取再販」ビジネスを継続的に行っていく場合に注意したいポイントを、一般的な実務の流れから抜粋してご紹介して行きます。

まずは、当然ながらきちんと利益を出すためには、一にも二にも「仕入れ」が最も重要なのはお分かりでしょう。この仕入れが「高値掴み」になってしまうと、こだわりのリフォーム費用も全て価格に転嫁されますので、結果的に「良い物件だけど高い」という評価になり、売れ残る可能性が高まります。