VOL.12
経営者の方からのご相談で多いのは「集客」です。業績を確保するためには重要なことです。今回、次回の2回は集客についてお話します。
- 業務支援 代表取締役 石原直之氏
- 1989年に新卒でホームイング(現ミサワリフォーム)に入社。1992年にホームテック(東京都多摩市)創立に参加。取締役として営業、マーケティング、新規事業部門長を歴任。2020年より中小リフォーム会社の経営者の業務をサポートする業務支援株式会社を設立し、現在にいたる。日本住宅リフォーム産業協会(ジェルコ)の理事、広報渉外委員長も務める。
今回は集客媒体について。営業歴10年以上のベテラン経営者の方から「チラシはもうだめですか」といった質問を最近よく受けます。「だめだとは思いません」が私の答えです。マッチングサイトやウェブ(HP・SNS)など、お客様が業者を探す手段も増えています。また、新聞購読者が減少しており、10数年前の成果を求めるのは難しいかもしれません。しかしリフォーム適齢期の50〜70代の購読率は約70%弱を維持しておりそこまで悲観するものでもないと思います。肝心なのは集客媒体選択の前に、今回情報を届けたいお客様にチラシかウェブやSNSのどちらの方が到達しやすいか、確認しやすいか、を考えること。30〜40代の中古購入リフォームや二世帯改修を考える人ならウェブやSNS。終の棲家を考えるシニアならチラシといったようにお客様に合った媒体を選ぶことが大事です。
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