売上、前年比「良い」6カ月連続《リフォーム市場 景況感調査》

リフォーム市場景況感調査　≪2015年9月リフォーム実績≫

　9月は、各社好調を維持した。売り上げの前年同月対比では、「良い」（「とても良かった」と「良かった」の合計）が45％で、「悪い」（「とても悪かった」と「悪かった」の合計）を6カ月連続で上回った。しかし、楽観視はできない状況だ。「良い」は前月から4ポイント下降し、「悪い」は7ポイント増加。特に「悪い」は2カ月連続で上昇しており、今後の展開を注視したい。

1. 引き合い件数は、前月比では「良い」が49％で、「悪い」（13％）を圧倒した。前年同月比も「良かった」（37％）が「悪かった」（13％）を上回った。
2. 受注件数は、前月比で「普通（変わらない）」が46％と最も多い回答だった。「良かった」33％が「悪かった」（ 21％）を上回った。前年対比では、「普通」が58％。先月より25ポイントも高まった。
3. 売り上げは、前月比で「良かった」が41％と、先月調査より8ポイント増。「悪かった」は21％で同19ポイント減だった。
4. 単価は、前月比で「普通」が58％を占めたが、「悪かった」が25％で、「良かった」（17％）より多かった。前年比では「普通」が50％を占めた。
5. 利益面は、前月比は「良かった」が3割前後、「悪かった」が2割弱。前年比でも「良かった」が「悪かった」を上回った。

【調査概要】リフォーム会社24社にアンケート調査(期間10月1日～10月8日)