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《リフォーム市場 景況感調査》売上、前月より「良い」52%・19p増

リフォーム産業新聞
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リフォーム市場景況感調査

リフォーム市場景況感調査 ≪2015年6月リフォーム実績≫

リフォーム市場景況感調査 ≪2015年6月リフォーム実績≫

 6月の景況感は、改善基調に陰りが見えた5月より、若干上昇気味に。引き合い件数は、前月より「良かった」(「とても良かった」「良かった」の合算)が48%で、先月調査より9ポイント増。「悪かった」(「とても悪かった」「悪かった」の合算)は19%で、同10ポイント減。「普通(変わらない)」は33%だった。

  1. 引き合い件数は、前年同月比で見ると「普通」が41%を占め、「良かった」29%と「悪かった」30%がほぼ均衡する結果となった。
  2. 受注件数は、前月比で「良かった」との回答が41%。「普通」37%、「悪かった」22%。前年同月比では、「普通」が約半数の48%。
  3. 売り上げは、前月比で「良かった」が52%で、先月調査より19ポイント増。「悪かった」は15%で、同18ポイント減。前年同月比でも、「良かった」が41%と多数だった。
  4. 単価は、前月比・前年同月比とも「普通」が過半数を占め、残りの回答では「良かった」が「悪かった」を大きく上回った。
  5. 6.利益面は、前月比・前年同月比のいずれも、「普通」が約4割。「良かった」が4~5割、「悪かった」は1~2割程度となった。
【調査概要】リフォーム会社28社にアンケート調査(期間7月1日~7月8日)

≪リフォーム会社の声≫

「消費増税後の顧客は戻った」

フレックス唐津 山口祥平 常務取締役(佐賀県唐津市)

 リフォームの受注ベースで、消費増税後の顧客は完全に戻ったと考えています。当社の場合では、増税の10カ月前から駆け込みが始まり、10カ月後まで冷え込んでいました。現在は増税の影響が始まる以前の3年前のペースに戻ってきています。

 現在当社は、来たる本格的なリフォーム時代に備えるべく、2つの取り組みを行っています。1つは新人採用。3年前から年1人のペースで業界未経験者を採用しています。現在はリフォームの営業10人体制で動いています。

 2つ目は、ローコストリフォーム店舗の出店です。昨年10月から「MADOショップ リフォームスタジオ」の名称で住設交換などの少額改修のサービスを展開しています。狙いは新人の教育です。当社は2000万円台の大型リフォームに強みを持っていますが、それだけでは新人が育ちません。そこで、少額工事店舗に新人を配置して、受け付ける顧客要望を絞って相談に応じることで、成長を促しています。

≪その他のリフォーム会社の声≫
  • 増税の反動減があった前年に比べ受注件数は増えたが、利益確保は難しい(北海道・リフォーム)
  • 前年よりは少し良い感じだが、先が見えない(新潟・リフォーム)
  • 4~6月を総括すると、新築住宅(特に持ち家)着工数は前年同期比大幅ダウン。リフォームも傾向は同じ。当社も一進一退だが、工夫の結果、物件単価の伸びでカバーし、決算数値は良好(栃木・リフォーム)
  • 消費増税後の落ち込みから、ようやく平年並みの受注に戻りつつある。OB対策を見直し、リフォームにつなげるよう検討中(富山・リフォーム)
  • 最近は、今後予定されている消費税アップの影響が出ていると思う(宮崎・リフォーム)
  • 昨年から大型リフォームに取り組んでいる。中古物件+リノベーションの内覧会開催に力を入れており、見込み客が例年より増えている(山形・リフォーム)
  • 最近は、施工物件の規模が縮小してきている。今後は受注件数を増やさないと厳しいと思う(奈良・リフォーム)
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