このキーワードで検索

有料会員登録で全ての記事が
お読みいただけます

《リフォーム市場景況感調査》受注件数、...

紙面ビューアーはこちら
  • トップ
  • 連載
  • > 《リフォーム市場景況感調査》受注件数、対前月比「変...

《リフォーム市場 景況感調査》受注件数、対前月比「変わらず」34%

リフォーム産業新聞
このエントリーをはてなブックマークに追加

リフォーム市場景況感調査

リフォーム市場景況感調査 ≪2015年5月リフォーム実績≫

リフォーム市場景況感調査 ≪2015年5月リフォーム実績≫

 5月の景況感は、今年に入ってから続いた改善傾向が一段落し、横ばい気味となった。引き合い件数は、前月より「良かった」(「とても良かった」「良かった」の合算)が39%で、先月調査より16ポイント減。「普通(変わらない)」が32%、「悪かった」(「とても悪かった」「悪かった」の合算)は29%だった。

  1. 引き合い件数は、消費増税後で停滞していた前年同月と比べると、「良かった」(55%)が「悪かった」6%)を大きく上回った。「普通」は39%。
  2. 受注件数は、前月比で「良い」30%、「普通」34%、「悪い」36%と、やや「悪い」が多めの回答となった。前年同月比では「普通」が47%と約半数。
  3. 売り上げは、前月比で「良い」33%、「普通」34%、「悪い」33%。受注件数と同様、やや「悪い」に傾きつつ分散した。
  4. 単価は、前月比・前年同月比ともに「変わらず」が約半数。いずれも「良い」が「悪い」を上回った。
  5. 6.利益面はいずれも、前月比では「変わらず」が約半数を占め、残る半数では「悪い」が「良い」をやや上回った。前年同月比では、「良い」「普通」がそれぞれ約4割、「悪い」は2割だった。
【調査概要】リフォーム会社31社にアンケート調査(期間6月1日~5月10日)

≪リフォーム会社の声≫

「5月一転好調に」

アルファテック 望月喜八郎 社長(栃木県小山市)

 5月の商況はすこぶる好調でした。天候不順で完工が遅れたために低調だった4月の状況から一転した形です。当社で集計した4月と5月を合わせた売上高では、結果的に前年同期比を上回りました。この値は、消費増税前の一昨年と同水準で、「戻った」という印象です。しかし、回復傾向にこれといった要因を見いだせておらず、今後も好調が続くかは疑問を持っており、引き続き注視していきたいと考えています。

 当社としては、上記の理由により集客が落ちることを想定し、提案力の向上によって成約率を高める方針を取っています。具体的には、「顧客が望む以上の提案」です。その1つが全案件についての3Dパースのプラン作成。2つ目が、スタッフ全員によるエクステリアコンテストへの挑戦。3つ目が、新商品情報のいち早い吸収、活用です。特に今期からは、外構の門回りや照明について、デザインを重視したメーカー商品が充実しています。そういった情報を素早く提案につなげ、競合他社との差別化を図っています。

≪その他のリフォーム会社の声≫
  • ホームセンターやリフォーム業者が増えていることから、競合に勝つための企業努力が必要である(宮崎・リフォーム)
  • 消費者の動向は節約志向で、急でないリフォームには非常に消極的。省エネ住宅ポイント制度の利用にも関心を持たないし、現況に活気はない。近隣の大型電化ショップが展開する水まわりリフォームにも苦戦の状況が見られる(兵庫・リフォーム)
  • 近隣における競合が激化している(広島・リフォーム)
  • 5月前半に、自治体の助成金制度が始まり、それを利用した引き合い・受注件数が増えた(青森・リフォーム)
  • 年度明け、学卒の入社に合わせて4月より営業、プランナー、事務職、全職種にカリキュラムを設け、社内資格を認定。お客様満足度向上に取り組むため、カレッジ研修制度を導入(東京・リフォーム)
  • 営業マンを増やして、リフォーム事業にも力を入れた(千葉・外装工事)
毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

【連載記事一覧】

リフォーム産業新聞社の関連サイト

PR
PR
  • 広告掲載
  • リリース投稿
  • お問い合わせ
PR

広告

くらしのお困りごとを丸ごと解決するプラットフォーム EPARK
閉じる