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【連載・ロジカル経営 Vol.4】今月のテーマ、パーパスオリエンテッド

三和ペイント株式会社 代表取締役社長 木原史貴
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ロジカル経営vol.4 パーパスオリエンテッド外壁塗装の三和ペイント(大阪本社)。マーケティングやブランディング。 言葉に翻弄されることなく、本質を突く概念は何!? そんな時に出合ったのがパーパスだった。企業の存在意義を定義し文化(社風)にする意図とは!?

"隔てるモノから、繋ぐものへ"人と社会が同心円で拡張する概念

「ひとつの改修工事は、忘れかけていた家族、物、自然の大切さを思い出させる。そして、自分とこの街の関わり方を考えるキッカケを提供する」これが私たちの掲げたパーパスオリエンテッド(存在意義)です。要約すると"隔てるモノから、繋ぐものへ"でしょうか。人間関係が希薄になってきた現代において、チーム運営・地域社会・人間関係などさまざまな文脈で注目される社会関係資本などの考え方にもマッチしていると思っています。

ではなぜパーパスを経営に取り入れたか。私の考えとしてブランディングは最高のマーケティングだと捉えています。しかし、その具体的な方法が分からず悩んでいる時に、外部研修でこの概念に出合いました。パーパスとは、自分たちが社会で"存在する理由"を世間に認知してもらい、共感を得て、長期に渡って認識してもらうこと。それは売り手が消費者を捉える目線ではなく、自分自身も社会の一員として人と社会が"同心円で拡張"していく。その考え方は本質的で、企業を運営する上で経営理念を内包し、また事業共感をしてもらえる。素直に素敵だな、納得だなと思い約4年前にプロジェクトチームを編成し導入を進めました。

私が理解するパーパスは文化(社風)です。文化になると前提が変わり、思考の変化が組織で起こる事で、営業では見込み開拓や接客において世界観が広がるかもしれない。またパーパスを軸として事業開発や商品開発が起こったり、コミュニケーションではツールが変わったり、伝えるビジュアルが変化したり。きっと色々な作用が生まれると思います。取組みを通して浸透させ、共通認識をつくり、文化にまで昇華させていくことに意味があると感じます。

ホームページにてパーパスの理想状態を図解でも記載しております。ぜひご覧ください。


三和ペイント株式会社 代表取締役社長 木原史貴(プロフィール)
木原史貴(きはら ふみたか)
三和ペイント株式会社 代表取締役社長

2007年創業。外壁塗装を専門とし、現在全国20ヵ所で事業を展開。
「EO(Entrepreneurs' Organization/起業家機構)」の理事も務め社内外で学びに奮闘。

記事の完全版はホームページで掲載中
外壁塗装の三和ペイント]検索

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