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「採用」で本当に目を向けるべきところ

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「採用」で本当に目を向けるべきところ

ランリグ 渡邉昇一 社長
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ランリグ 渡邉昇一社長ランリグ 渡邉昇一 社長
【プロフィール】
渡邉氏が経営するランリグは、住宅業界に特化した総合企画会社。20年間で1000社以上を支援し、500店舗以上が加盟するリフォーム事業ネットワーク「センリョク」など、VC構築にも多数携わる。渡邉氏自身のラジオ番組「教えて!リフォーム・工務店経営」は、開始から9年400回以上の配信を経て、毎月2万人以上が視聴する番組に。また、2023年6月には、所属する2000人以上のプロ人材を紹介する事業【その道のプロ】をリリース。

ランリグ渡邉 「その仕事、正社員じゃなきゃダメですか?」

VOL.26

求人広告にどれだけお金をかけても、思ったほど採用できない。そんな声を、リフォーム会社や工務店の経営者からよく聞くようになりました。小規模で営業している頃は、偶然の応募や知り合いの紹介で何とかなっていたものが、20名、30名、50名と規模が大きくなるにつれて通用しなくなる。そこから先は、広告で人を集める『量の勝負』に向かってしまう会社が多いのですが、本当はもう少し違うところに目を向ける必要があります。

ある40名規模のリフォーム会社A社の話が象徴的です。数年間、応募ルートと採用の結果を地道に記録していくと、求人広告は数こそ集まるが決定率が低く、1年後の在籍率はさらに低い。一方で、社員や協力業者、OB施主からの紹介で入社した人は、決定率も定着率も圧倒的によかった。数字を前にしたとき、経営陣の言葉が印象的でした。「広告費を増やす前に、紹介される理由を増やすべきだったんだな」。採用難の正体は、広告の費用対効果ではなく、『紹介が生まれる土壌』が育っていないことにあったのです。

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