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【連載・エクステリア&ガーデン空間提案の入門】過ごす「時間」も大切に、ファニチャーセレクトのポイント

AREA 代表 E&Gアカデミー東京キャンパス 講師 富田絵里香 氏
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エクステリア&ガーデン空間提案の入門 Fin
心地よく過ごすガーデンリビング ファニチャー編

ガーデンリビングを提案する際は、お施主様に明確なビジョン、イメージを見せることが重要です。タイルテラスや、ウッドデッキなどを設置して場所を確保するだけではなく、ガーデンファニチャーを含めて提案することで、そこで何をするのかが明確になり、視覚的にもその場所がもう一つの部屋として成立します。

屋外家具が劣化する大きな3つの要因

ガーデンファニチャーは、基本的に屋外に置いたままの状態で使用するので、外部環境に対応した耐久性が必要です。そこが室内家具との大きな違いになります。 劣化につながる大きな3つの要因は紫外線(太陽光)、雨( 水) 、ほこり( 汚れ)です。 海辺のリゾートなどで使用されることも多くありますが、その場合この3つの要因に塩害も加わります。そのために最適な材料で、適切なメンテナンス(ローメンテナンス)が必要。水で簡単に汚れを落とせるものを選択しましょう。

ガーデンルーム内にテーブルと椅子を設置ガーデンルーム内にテーブルと椅子を設置。床のタイルは室内から外まで統一し、ボーダレスな空間に

海外の専門ブランドも視野に

昨今、日本でもガーデンファニチャーを目にすることが増えましたね。年に一度開催(今年は新型コロナの影響で中止)される国際家具見本市ミラノサローネでも高級室内家具ブランドがこぞってガーデンファニチャーを提案しています。

そこで、どのブランドを選択するか悩むところではありますが、外部環境に耐えうる素材を長年研究し、耐久テストも実行しているヨーロッパの屋外家具専門ブランドがお勧めです。高額商品ですので、予算と耐久性、デザインそれぞれバランスにあったものを提案できるよう、商品知識の収集をしておくことも大切ですね。

TRIBUベルギーのブランドTRIBU(トリビュ)ベルギーのブランド。ローブ、チークなどのやわらかな質感の素材を屋外対応にすることで洗練されたアウトドアリビングにし、ボーダレスな空間に[写真提供:ニチエス]

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