数ミリの誤差も許さない施主様のクレーム対応は専門法律事務所と共に

第1回　東海地方における住宅トラブルの勘所

　匠総合法律事務所は、住宅・建築・土木・設計不動産の専門法律事務所として、北海道から九州まで全国の住宅トラブル処理を企業側の立場に立って、対応しています。

　1月13日に名古屋事務所を設立し、東海地方における工務店・リフォーム業者からの法律相談も身近に受付ができる体制が整いました。

　東海地方における住宅トラブルの勘所といえば、

（1）自動車関連企業の技術者など数ミリの誤差も許されない自動車産業にて働く施主様対応が難しい

　（わずかの誤差も指摘され、やり直し工事が多発する）

（2）消費者ネットワークの力が強い̶という点が挙げられると思います。

　（1）の点は、瑕疵とは何か？という定義も大切ですが、あらかじめ専門業者としての説明責任を果たすこととクレームリスクから身を守る請負契約書を整備することが大事です。（2）の点は、特に請負契約書を何でもかんでも企業有利にしておくと、消費者にとって不利益な不当条項であるとしてクレームが寄せられるリスクがありますので、常識的な請負契約書の活用をお勧めしたいと思います。

　詳しくは、消費者被害防止ネットワーク東海（Cネット東海）のホームページを見ていただくと、実例が紹介されております。

　匠総合法律事務所は、リフォーム会社・工務店の強い味方として、トラブル予防・紛争解決に務めてまいりたいと思います。

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匠総合法律事務所　秋野卓生氏氏

≪プロフィール≫

日本で唯一の住宅業界を専門とする弁護士法人匠総合法律事務所の代表社員弁護士。住宅・建築紛争を数多く取り扱っている。2001年4月に現在の弁護士法人匠総合法律事務所の前身である秋野法律事務所を開設。